※ネタバレあります。
今日、有楽町のTOHOシネマズ日劇にて。
良い映画でした。泣きました。また観たいと思いました。しかし何より、疲れた。
画を見つつ、歌を聴きつつ、字幕を追いつつ。その上、感情も動く。そりゃあ、疲れますわ。。。あと、顔アップを見続けるのって、疲れるもんですね。ずっと歌ってるし。ところどころにブレイクがてらの風景とか欲しかった。3時間切るためには、そんな余裕は一切無いんだろうけど。
そう、3時間近くという長さは気にならなかった。それは内容の良さのなせるワザ。
最も好きな歌のシーンは、雨の夜に一人でエポニーヌが歌うシーン。切ないですねえ。それに、この作品中で見る限りは、どう考えても、コゼットより、彼女の方がイイ女でしょ。でも、幼少のコゼットがタオル(雑巾?)をねじって作った人形(代わり)を抱くシーンにはヤラレたけど。あと、ジャンバルジャンが逝くとこですよね。素晴らしいシーンだった。
今年、他に3本、映画を観たけど、それらと今作が同じ値段(入場料)かあ、、、と思ってしまった。
ところで、徹頭徹尾ミュージカルな映画は初めて。冒頭の「なんじゃコリャ!?」な違和感は激しかった。終わりの頃には慣れていたけど(歌が似合うシーンだし)、それでもすっかりとまでにはならなかったかな。劇場ミュージカルは、ちょこっと観たことあるのだけど、やっぱり僕はそっちの方が好き。感情込めた顔アップと歌よりも、ダンスと歌(それもライブ)の方が、僕は観たいし、楽しい。
これ、イギリス映画だけど、フランス宣伝映画だよなー。フランス、得してるよなー。
一度、字幕を捨てて、観てみたいですね。
**ただ今のBGM:João Gilberto『João Gilberto in Tokyo』
こんばんは。
ヴァルジャンの最期に司教様が迎えにくるシーン、素晴らしい演出で最後の最後にやられてしまいました!
中盤は色々と思う所もありましたが、「観てよかった!」と思わせる感動的なラストシーンに大満足。
歌や感情をダイレクトに感じられるライブの方が私も好きですが、これぞ映画の醍醐味!っていう演出には舞台とは違う良さがあって、それもまた面白いですね。
shioriさん>
こんばんは。
ラスト、司教様はもちろんですが、僕はファンテーヌでしたねえ。あれは反則だなあと思いました。僕は、迎えに来るなら、おっさんよりも、女性の方が嬉しいってだけかもしれませんが(笑)。
あのシーンのヴァルジャンの魂が抜け出ていくような演出は、まさに映画じゃないと出来ない演出ですね。ああいうのは映画ならではの醍醐味もありますが、顔アップ連発は疲れました。。。