久しぶりのビルボード東京。去年は、行った記憶が無い。去年はそもそも、ライブにほとんど行ってないんだったな。
そして、久しぶりをはるかに通り越して、懐かしいセント・エティエンヌ。主に大学生の頃に聴いてた。ちょっとおしゃれで浮遊感のあるエレクトロポップ。夢中とまでは言わないまでも、好きだったなあ。いや、今でも好きですけどね。あの頃(の僕には?)、この手の音はとても新鮮だったし。
ただ、ライブに行こうとした記憶はなぜか無い。来日情報を掴み損ねて来たのかなあ。しばらく前に、ぴあから来日情報のメールが来た。忘れてたけど、ぴあのお気に入りに登録してたのか。やはり好きだってことだな。その時、「おっ」と思ったけど、その後、チケットを買うことはなく、そして昨日、たまたま別のアーティストの公演情報を調べにビルボード東京のサイトを見て、今日の公演を知る。仕事も溜まってるしなあと、とりあえずスルー。でも、その溜まってる仕事に手を付けさせない、急ぎ案件たちのあまりのていたらくぶりにウンザリして、やってられんと、セカンドセット1時間前に電話して、予約して、行ってきた。
まさか、あの声が出るとは思ってなかったんだけど、やっぱり出るわけなかった(笑)。むしろ、酒とタバコで声ツブしましたみたいな。それは言い過ぎだけど、そりゃあね、僕が聴いてた頃から、20年とか経つわけだから。でも、あたり前だけど、ところどころに、歌い回しとか声の出し方とか含めて、「あ、セント・エティエンヌだ」と思わせるわけで、もうそれで充分なのです。
メンバー3人とコーラス兼ちょっとした楽器1人の4人編成。サポートのちょっとした楽器を除けば、生音無し。アンコール含め、1時間10分ぐらいかな。
久々にクラブとかフェスで踊りたくなったなあ。そうそう、音・曲を楽しむ・踊るなら、DJが彼女らのCDをミックスする方が楽しいかもしれないね。でも、それも生で観たからこそってことで。
カジュアル席、1ドリンク付き4500円だもの、満足です。
**ただ今のBGM:Saint Etienne『Like a Motorway』[Single]
7″シングルバージョンにリミックス3曲入り。そのリミキサーがChemical Brothers、David Holmes、Autechre。豪華すぎ!!! どれも元曲の面影ほとんど無いけどね(笑)。元曲も良い〜。